二〇二〇年四月と五月の本

二月と三月に引き続き主に四月はドラマ鑑賞をして過ごしたため読書量少なめ。

 

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①悲しみのイレーヌ/ピエール・ルメートル

この作品のシリーズに関しては以前ひと悶着あってからのようやく読むに至った。いやあ~何この本。シリーズの一作目コレ?まじ??これからどうすんの???ということしかできない。じゃないとネタバレするから。夫にこれからどうなると思う?と聞くとまたとんでもないことを言いだしたが、次作のあらすじを読むと案外間違ってなくて腹が立つのであった。

 

②ワニの黄色い目/カトリーヌ・パンコール

フランスでベストセラーになった冴えない主人公のジョー(女)が人生を自力で切り拓いていく。人が殺されない話はめったに読まないが、最後の500ページくらいは夜更かしして一気読みしてしまうほどのめり込んだ。おかげで翌日首が痛くなったけれど…悔いなし。

 

③雪盲/ラグナル・ヨナソン

アイスランド発ミステリー。このシリーズは翻訳ものでよくありがちな、原作の出版された順番と翻訳版の出版された順番が違ってちょっとだけイラつくやつ。この作品は一作目だが、翻訳の二作目は原作の二作目ではないので注意されたし。主人公の今後を見守りたい。

 

④ケイトが恐れるすべて/ピーター・スワンソン

ミステリマガジンでミステリ・ベスト・ランキングに入っていたのに図書館で予約が入っていないという謎なこの作品。ぞっとする。読み終わった日は夫が夜いなかったのだが、ほんと怖かった。あ、ホラーではありませんのでご安心を。

 

⑤人形式モナリザ/森博嗣

Vシリーズ二作目。ラストの意味が分からず、グーグル先生に聞いてようやく理解できた。これ理解できる人いるの? 私が理解力ないだけ?