次回は会うのは未定です。

昨日母と会ったことを日中考えていた。普段穏やかな日々を送っている私にとって、母は強烈すぎた。おかげで頭はぼーっとするわ、体はだるいわ、いつも以上に全く使い物にならない。まるで母にエネルギーを吸い取られたかのようである。いつも母に直接会って思い出す。だからたまにしか会わないんだったよなあ、と。

 

母の機嫌を損ねるもの嫌だし、何も言わなかったのだが、とりあえず自撮りばかりするのには困った。よく知らないが、肌がきれいになるアプリで撮っているらしい。

 

母が好きなハーブスでケーキを食べた時。まずはケーキを撮る。その後、自分とケーキを撮る。私に撮ってもらうのは嫌なのだそうだ。とにかく自撮りにこだわる母。そして最後は自分と私とケーキを撮る。母が楽しければいいのだと思い、周囲にいた若いオナゴ達の痛い視線に私は耐えた。

 

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早めの晩御飯にはひつまぶしを食べた。ここでも、ひつまぶしを撮り、自分とひつまぶしを撮り、最後に自分と私とひつまぶしを撮っていた。このときは若いサラリーマンから向けられる視線に耐えた。そんな視線向ける暇があったらこんな時間からひるまぶしなんか食べてないで仕事でもしろと言ってやりたかったが、耐えた。

 

うちの夫も女子中高生化しているが、まさか母までもが女子中高生化しているとは。まるで次は私の番と言われているよう。今はオッサンみたいだが、一度は私も女子中高生だったわけだから不可能ではない。

 

そしてこれからは自撮りしている人たちを見ても冷ややかな視線を送らず、温かく見守りたい。