【京都へ行こう】紅葉ときぬかけの路

紅葉の季節ということで、京都に行ってきた。今回はきぬかけの路近辺を散策。こういう日には、夫と二人そろって寝坊したことは驚くことではない。予定通りの時間に家を出る事はまずない。

 

この日は阪急電車に乗って京都へ。ぎゅうぎゅうのバスに揺られまず向かう先は学問の神様として有名な北野天満宮。夫の試験の合格祈願。神にもすがる思いでやってきました。平日でもこんなに混んでるのに、休日の混雑具合はどうなるのだろうか。考えるだけでも恐ろしや。

 

北野天満宮のもみじ苑へ入ろうと思ったが、まだ紅葉は三分ということなのに入場料を払うのはなあ、ということで入らないことをなんの躊躇もなく決断する。まだ京都散策は始まったばかり。そんなに焦らなくても素敵な紅葉には出会えます。ほらね。

 

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北野天満宮を後にして向かうのは金閣寺。私は何度も行ったことがあるので、そんなに行きたいと思っていなかったが、夫が一度も行ったことがないというので、行くことにした。

 

パン屋で買ったパンをかじりながら、歩いて移動する。基本的に歩ける距離はバスやタクシーを使わずに歩く。でも京都に着いてから一度も座っていない。このまま金閣寺を見て回る勇気はない、ということで適当にお客さんがあまりいない定食屋でお昼ごはん。人気店よりも静かに食事したいお年頃。

 

金閣寺はあいかわらず金ぴかであった。金閣寺でのハイライトは、校外学習か何かでやってきていた小学生が、外国人に声をかけまくって、どこから来たのかだの、日本食では何が好きかだのを聞いて、お礼に折り紙を渡していたこと。

 

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この日行くことにしていたのは、あと龍安寺と仁和寺と妙心寺。はっきり言って、そんなに回る体力がある訳ない。金閣寺を見終わった後、龍安寺への興味を失っていたが、夫が行く気満々だったので、何食わぬ顔で行くことに。あとで聞いたら、夫ももう行く元気がなかったと言っていた。はよ言ってくれればよかったのに。

 

何が有名なのかとかはあまり下調べせずに行ったのだが、龍安寺にあの有名な石の庭があることを知り、私の生気が若干戻った。こんなひっそりとしたところにあったなんて。どおりで往来が多いはずだ。

 

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お庭を眺めていると、隣に座っていたおばあちゃんが、友達にグミをすすめ、わいわいしだした。一通りグミを食べ終わると、友達の一人が「飲食禁止やねんで。エチケットやから」と言った。それはグミを取り出した時に言うべきことで、食べ終わった後に言うことではない。

 

この後仁和寺と妙心寺に行く体力はもちろんなく、また改めて来ることを誓う。疲れてイライラした状態で行くのは申し訳ないのでね。

 

夕食は行ってみたかった三条のカフェ・ビストロ・オーボンモルソーさんにて、いつも通り長居することなくサクっと食事をして帰宅。二人ともお酒が飲めないので、必然的に早食い。前菜とお肉ももちろんおいしかったが、イチジクのタルトがおいしすぎて、何個でも食べれそうだったが、他のお客さんに悪いのでやめておいた。

 

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