ものすごく「谷」

旅行から帰ってきたら、日常が戻った。日常はいいのだが、人生山あり谷ありでいうところの、旅行中が「山」だとすると、今私がいるところは「谷」である。

 

手の小指にばい菌が入ったのか膿みたいなのが出来て何をしても痛いし、寒いし、久しぶりの仕事は何をしたらいいのかサッパリ分からないし、いつもはクールな上司のYさんがにこやかに話しかけてきてなんだか怖いし、寒いし、心の底から見かけたくないのにマンションの共用部分で犬を歩かせているキチ●イ夫婦は見かけるし、日は早く暮れるし、来週から仕事は週五日行かなくちゃいけないし、寒いし、夫のパーソナルトレーナーごっこに付き合って筋トレしたら五日間くらいずっと筋肉痛だし、とにかくものすごく「谷」。「寒い」にかんしては大事なことなので繰り返し述べておく。

 

旅行中だって「山」といえども、嫌なことはあった。例えば、朝ごはん中に、食べかけのドーナツをテーブルに残して夫とジュースを取りに行き、席に戻ったらテーブルが片付けられていて、食べかけのドーナツがなくなっていて、唖然としていたら、ウエイターが近づいてきて「オー、ユア ドーナッツ?」と悪びれもなく言われ、「オー、ユア ドーナッツ?じゃねえし、ウェア イズ マイ ドーナッツ!!?」という感じで大変不快なことがあった。ドーナツの恨みは怖いのである。

 

なので、日常の「谷」の中にも小さな幸せは存在すると信じて、頑張って生きます。たとえば、読者数が200人になったことは、 日常の「谷」の中で起きた大きな喜びです。いつもありがとうございます。 

 

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おじさんからりんごが届いたことも谷の中の小さな幸せです。