初○んこ

一週間ほど前に仕事を納めてから夫としか話をしていないため、明後日からの社会人生活がまともに送れるか不安になっていたところ、友人から「旦那一人で実家に行かせたいからうち来てー!」とお誘いを受けたので、友人に利用されに友人宅へ向かう。

 

その道すがら、何かふんわりしたものを蹴ったので、振り返ったらそこに佇んでいたのは、柔らかい○んこ。正月とはいえ、そこにふんわりしたあんこが落ちている訳もないので、当然ふんわりしたう○こなのであった。犬飼ってるやつ正月くらいう○こ拾え。

 

既に待ち合わせ時刻には間に合わない時間ではあったが、靴にう○こをつけたまま友人宅の敷居をまたぐわけにはいかないので、すぐに綺麗に落としてしょんぼりしながら友人宅へ向かう。

 

友人に会うなり正月早々犬の糞を踏んだことを話すと「なんで『運』がついてるうちに宝くじ買わへんかったん!?アホやなー」と説教される。ただでさえう○こを踏んで落ち込んでいるというのに、ダジャレからのアホ呼ばわり。だから関西人は嫌なのだ。なんでも面白くしたらいいと思いやがって。たまにはシリアスになれよ。

 

でも確かにう○こを踏む度に空に向かって「Why!?God, Whyyyyyyyyy!?!?!?!?!?!??!」と悲劇的な映画のシーンみたいに叫びたくなる気持ちを抑えるのに必死なので、今年は趣向を変えて、冷静にその足で宝くじ売り場に向かってみようと思う。昨年も確実に数回は踏んだので、今年もあと何回かは確実に踏むと思う。あっという間に億万長者になれることだろう。