台湾旅行 一日目 台北

無事に四時起き。前日は早く寝ようと意気込んでいたが、そんなもの叶わないのが現実。完全に寝不足の状態で準備して朝ごはん食べて家を出る。駅までのタクシーの中で夫に空港でラウンジ利用のためのプライオリティパスを持ってきたか聞かれて、忘れちゃったと言うと、持ってきたと思ってた(落胆)と心無い言葉を言われ、まだ日も登っていないのにイラっとする。

 

そもそも私のパスじゃないし、お前も荷造りに責任持てよと思いつつ空港行きの電車に乗車。まだ日本なのにもうすでに不穏な空気。先行きが危ぶまれる。諦めが悪い人間なので(私が)電車の中でいろいろ調べていると、ビジネスクラスはそもそもラウンジ利用ができることが判明し一件落着。殺伐とした雰囲気ではなくなるが、土下座して欲しい気持ちでいっぱいである。

 

空港の旅行会社のカウンター前で義両親を待つ。いつも通り待ち合わせ時間に遅刻する義両親。かなり悪意のこもったというかデフォルメされた義母のモノマネをしたりして時間をつぶす。やっと空港に来たのでカウンターで手続きをしていると、旅行会社のスタッフが、燃油サーチャージの差額を義父がまとめて払うと私が言った事をバラし、また不穏な空気が漂ったことが出発前のハイライト。この旅行、全員生きて帰ってこられるか不安で胸がどきどきする。

 

初めてのビジネスクラスは搭乗時にはアンタはビジネスじゃないでしょうとばかりに「エコノミーはこちらでございます」と案内され若干複雑な思いを抱いたが、機内では快適に過ごす。もうエコノミーなんか乗れないわ(乗るしかないけど)。夫が見ていた万引き家族を横から盗み見して号泣したところで台北に無事到着。

 

十份(じゅうふん)では願いごとを書いた天燈(ランタン)を飛ばしたり、義母が当たり屋にスマホを盗られた事件により台湾に来てそうそう重苦しい雰囲気になったりした(結局バスに置き忘れていただけだった)。

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「千と千尋の神隠し」で有名な九份(きゅうふん)では写真撮ったりタピオカドリンクを飲んだりする。幸運にも雨は降っていなかったのだが、もし雨だったらこんな急こう配の階段ばかりのところ、滑って転んでボブスレーになる事間違いないなとしみじみ思った。

 

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夕食は他のツアー参加者と一緒に円卓を囲んで中華。出会ったばかりの人間と一緒に食事をしないといけないことに居心地の悪さを感じながらの食事。料理が出されるたびに「一人一個!!」と念を押されつつ、分け前の一個を落とさないように慎重に食べる。自由に食べたい。

 

台北のホテルにチェックイン後は夫と夜の台北を散策。有名な士林夜市はホテルから遠いため、徒歩で行ける寧夏夜市で魯肉飯と鶏肉飯と空芯菜炒めを食べる。ネットやSNSで美味しいと言われているところで食べたいのだが、いかんせんツアーなので自由に行動できないことが悔やまれる。

 

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夜市の後は家楽福(カルフール)という巨大スーパーへ。ホテルに割と近い重慶店へ向かう。街並みを見ながらフラフラ歩いていると、案の定台北わんこの忌わしいアレを踏む。どうやらまだ私の頭の中の大部分はアレで埋め尽くされているようだ。つらい。悪意のこもったモノマネの罰が当たったのかもしれない。

 

テンションだだ下がりになるが、夫に靴裏を洗ってもらいどうにか機嫌を直す。家楽福では”走れるサンダル”やお菓子やお茶などを購入してホテルへ戻る。シャワーを浴びて旅先で下着を捨てるといいとどこかで読んだので(真偽は不明)、よれよれのパンツを捨てる。4時間しか寝れない事実に打ちのめされつつ就寝。