ハンドミキサーに手を出したものぐさ妻

とうとう手に出してしまった・・・ハンドミキサーに。なぜなら、夫と約束してしまったのだ。今年のクリスマスに食べるケーキは、私が作るからどこかで買ってきてくれるなと。 

 

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約束したときは知らなかった。スポンジ作りというのは、99%ハンドミキサーなるものを使わなくてはならないことを。ハンドミキサーが普及する以前は、電動ではない泡だて器を使って作っていたのだから、不可能ではないはずだがどうだろう。

 

でも、手動でかき混ぜるレシピを探しても出てきやしない。どのレシピを見ても、誰でも今すぐに作れちゃうと謳っていても、ハンドミキサーが登場するのである。ハンドミキサーは一般家庭に必ずあるものなのかをまず教えてくれ。ちなみに、私はそのような家庭出身者ではない。夫もしかり。

 

冷静になって考えてみれば不可能ではないのだろうが、とんでもない腕力が必要なのだろう。腕立て伏せが一回もできたことがない腕力の持ち主にハンドミキサーなしに泡立てろというのは、腕に死ねと言っているようなものなのだろう。

 

だが稼ぎがない身としては、単なる暇つぶしのお菓子作りにハンドミキサーを買うのは憚れる。しかも、一回だけ使って封印するかもしれない。封印される可能性は、使い続けられる可能性に比べるとはるかに高い。

 

でも、私がクッキーやらブラウニーやらを作ったところ、夫からは意外と好評で、おだてられた単純な私は今度は何作ろうかな、とか思ってしまうのである。そんなこんなで夫婦ともに体重増加傾向にあることは容易に想像がつく。

 

 

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届いたハンドミキサーには、今すぐケーキを作れとでも言っているかのごとく、ケーキの型が二種類ついてきた。ハンドミキサーの元を取るべく、何か作ろうと思う。でも、元をとる以前に、無塩バターがいちいちものすごく高くて、エンゲル係数絶賛右肩上がり。