鍋ラザニア再来

この日の晩御飯はラザニア。オーブン使うのはめんどくさいし、ラザニアの麺を先に茹でるのもめんどう極まりない。だって、茹でたあと、どうしたらいいの?よって、うちで作るのは鍋ラザニア。といっても作るの二回目なので別に定番でもなんでもない。

 

前作ったときは思いっきり焦がしてしまい、鍋をだめにしてしまった。焦げてる匂いがついた料理って、ほとんど食べたことなかったんですけど、だめなもんですね。私食べ物にあまりこだわりない人ですけど、結構だめでした。

 

作りながら、焦げ臭いなーと思いつつ、たぶんなにかの勘違いだろうと思って、ほっておいた。今までの経験上、鍋を焦がすなんて失態を犯したことなどなかったから。どうしたら鍋って焦げるの?くらいに思ってましたから。そんなに料理作ってきてないくせにね。でも出来上がったらなべ底に食べ物が真っ黒になっていた。相当の衝撃であった。

 

鍋ラザニアの作り方は意外とというか当たり前に少し手間。でも前失敗作を作ったときに開けたラザニアの麺があるから、パントリーチャレンジをしている身としては麺を使わなくてはならない。肉が食いたいという夫を無視し、ラザニアを作る。

 

今回はなんとか鍋を焦がさずに完成。味見などという行為はうちでは行わないため、味はどうなっているのか、食べてみないと分からない。

 

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まず、これは食べるときに出した図です。鍋のまま、出す。食べたい量を各自でとりわけ食べる。インスタ映えなどくそくらえ、の図。きゅうりとパプリカのサラダも工夫など一切凝らさず、切って生で食す。

 

 

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これは、よそったときの図です。全くおいしそうには見えないものの、味はグー。前焦がした時はこんなめんどくさい料理二度と作るか、と思ったけど、今回はうまくいったのでまた作ろうと思う。というか、まだ麺が大量にあるので、作るという選択肢しかない。

 

ラザニアの小話

イギリスに留学していたときのホストマザーは金曜の夜に友人を呼んで夕食会をよく開いていた。彼女の作るラザニアは友人に好評だったのだが、それはなんとスーパーのできあいだったのである。

 

料理好きでなんでもおいしく作るのに、なぜできあいなんて出すのか。それは、自分で作っても、スーパーのものでもラザニアの味は変わらないし、なんならスーパーの方がおいしいから。ラザニアを自分の耐熱容器にきれいに移しながら、「ナイショよ」とウインクされたことを今でも覚えている。