ベーコンレタスバーガーの戦い
マクドナルドでポテト全サイズ150円になったら人間どうするか。そう、マクドナルドに行くのである。
普段マクドナルドには滅多に行かないが、ポテトが全サイズ150円になる時とチキンマックナゲットが安くなる時には喜んでしっぽ振って行く。マクドナルドの商法にまんまと引っかかってるんである。
ポテト目当てだけど、ポテトだけ注文して、ポテト目当ての人だと思われるのも癪なので、ベーコンレタスバーガーも注文した。何バーガーでもよかったのだが、レタスが私の健康レベルを上げてくれる、という願いがこもっている。
ポテトを食べ、さあベーコンレタスバーガーを食べようと一口食べたら、ベーコンもパティも入ってなかったので驚いた。包みをよく見るとチキンフィレオと書いてあるし、レシートにもチキンフィレオと書かれていた。
口でははっきりと「ベーコンレタスバーガーでございますね」と言っていたが、どうやらレジの人が打ち間違えたようだ。他の事に気を取られていて、一口食べるまで気がつかなかったのはここでは置いといて、レタスは入っているんだけれども、他の中身が違うので取り替えてもらいに行った。
しばらくすると、店員が申し訳なさそうにベーコンレタスバーガーの温かい包みを持ってきてくれた。お礼を言い、包みを開けると中に入っていたのはチキンクリスプであった。チキンフィレオからのチキンクリスプ。中身がレタスしか合ってない・・・。
マクドナルドはどうしても私にチキンを食わせたいのか。それとも何バーガーでもいいと思ったのが許せないから、ベーコンレタスバーガーを食べささない気か。ここまでくるとベーコンレタスバーガーを食べなきゃ面目丸つぶれである。
マクドナルドとモモコのベーコンレタスバーガーをかけた戦いの幕が切って落とされたのだと歯を食いしばったが、三度目の正直でようやくベーコンレタスバーガーの包みに入ったベーコンレタスバーガーを持ってきてくれた。
想像通りのベーコンレタスバーガーで、可もなく不可もない味ではあったが、苦労して手にしたベーコンレタスバーガーは価値が他の人とは比べようがない気がした。