【イケア】フライパンが欲しいだけなのに試練

ここのところ何をどうやっても焦げるようになった。玉ねぎを透明になるまで炒めようとする。すぐさま焦げがからみつくといった具合だ。料理の腕は初心者中の初心者ではあるが、私の腕が悪いせいではないはずである。

 

というわけで、久しぶりにイケアに行くことにした。うまくいかない日はとことん何をしてもしなくてもうまくいかないのだ、ということを改めて実感した一日になった。

 

というのも、いつもシャトルバスを乗っていたところが変わっていた。そして無料シャトルバスが無料ではなくなっていた。なんだかしょっぱなから騙された気分である。私は真面目に生きているだけなのに。

 

お昼ごはんはフライドポテトを食べすぎてなんだかしょんぼりした。ポテトが食べたくてポテトを頼んだのはいい。でも夫が頼んだ料理の付け合わせがフライドポテトだなんて聞いていない。お腹がイモでパンパンだ。

 

そして人の量。なんでって土曜日だからしょうがないのであり、じゃあお前が土曜日にイケアに来るなって話なのであるが、毎日孤独に過ごしている人間からすると、普段の数千倍の人間たちと同じ空気をシェアするのは気分的にいっぱいいっぱいである。私は目線をどこに持っていけばいいのか。

 

というわけで、まっすぐマーケットプレイスでお目当てのフライパンと、買うつもりはなかったお菓子作りに使ういろいろを買って帰った。もちろん帰りのバス運賃も払わなくてはいけない。次回来店時に使えるクーポンをもらったが、クーポンを使う為に永遠と来店しなければならない魔のループに突入した。

 

帰り道、超能力が使えるならどんな力がいい?と夫に聞かれる。夫はよくこんな風に子供じみた質問をしてくる。人混みから解放されて平安が訪れるはずなのにアホなおっきい子供が横にいるという事実に顎の食いしばりがきつくなる。

 

今日は人混みで疲れたこともあり、私が通ると人が道をあける能力が欲しいと答えたら、それはどういう力なん?どういう仕組み?とおっきい子どもがしつこく聞いてくるので、要は同極の磁石が反発するような感じと答えると、満足そうであった。あと、ファーウェイのこと、フーウァイって言うのいい加減やめてもらっていいですか。

 

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