アムステルダム旅行 初日

4:30起床。海外旅行に行く時はなぜ必ず太陽が登る前に起床しなければならないのか、疑問に思いつつ支度。5:55、空港行きの電車を待っていた駅で、夫が私を撮ろうとしたら、iPhoneがフリーズし、くるくるが出現。私をそこまで写したくないか。とりあえずiPhoneは何かを訴えているようだ。時間がぞろ目なのが余計にそう思わせる。強制終了すら叶わない状況に、スマホ依存の夫は悲しみのあまりふて寝してしまう。まだ日本を出てすらいないのに、先が思いやられる。

 

出国手続きしたところで、私の魔法の左手が奇跡的にスマホを強制終了させることに成功し、無事復活。夫の顔に笑顔が戻る。これからの旅が楽しいものになることを必死で祈るばかりである。免税で香水の匂いを嗅いだり、化粧品をつけたりして一通り遊んで搭乗。10分早く出発するとアナウンスされていたのに、結局30分遅れ。

 

私が乗る飛行機は大抵遅れるのでもはや驚きはしないが、ミュンヘンでアムステルダム行きに乗り換える時間が55分しかないので悠長にしていられない。アムステルダム行きの飛行機に間に合うように急いで飛ばして、と機長の肩を掴んで懇願したい気持ちでいっぱいだが、それをすると飛行機を降ろされる危険性があるので頑張って耐える。

 

ミュンヘン到着30分前くらいから乗り物酔いがひどくなり、いつ吐いても大丈夫なように紙袋を口にあてていたら、過呼吸を起こしている人みたいになってしまったのと、そんな私を見ていた近くに座っていた男の人が、自分の気を落ち着かせようと紙袋を口にあててみたけど、効果なかったからすぐに真似するのをやめたのが面白かったと夫が喜んでおり、そんな事はいいから私の事をもっと心配しろよと思ったのと、アムステルダム行きの飛行機へ乗り換えるのに、ミュンヘン空港を汗だくで走り回ったのが、アムステルダムに到着するまでのハイライト。エレガントに旅をする日はまだ遠い。

 

ほぼ徹夜なのと飛行機酔いでフラフラなので、すぐにでも寝てしまいたいところだが、夕食に出かける。夫が愛してやまないタルタルステーキとステーキという、生肉とほぼ生肉のコンボを食す。

 

いよいよ目を開けていられなくなってきたので、ホテルに戻り就寝。時差のせいで一日が30時間くらいあった気分・・・。一日が30時間くらいあったらいいのに、とよく思っていたが全然いいものなんかじゃないことがよく分かった。

 

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これで夜8時くらい。明るいの最高。そして街並みが可愛い。