「今」の概念

「今」という字を見聞きしたら何を想像するだろうか。「今」の概念。今この瞬間のことを思うだろうか、それともごく近い未来や過去を思うだろうか。どちらも間違いではない。皆そういう意味合いで日常的に「今」という言葉を使っているはずだ。

 

例えば飲み会に行っていた夫から「今から帰る」と言われた場合はどうだろうか。私なら、もう飲み会は終わり、会計を済ませ、飲み屋を出るところ。もしくはもうすでに飲み屋は出て帰路についている、と思うだろう。

 

実際に「今から帰る」と連絡を受けた私は、上に書いたようなことを頭に思い浮かべ、30分くらいで帰ってくるだろうと思って待っていたのだが、それが全然帰ってこない。乗り換えうまくいかなかったのかなとか考えてみるが、それにしても全然帰ってこない。

 

すると、「今〇〇駅!」と元気に連絡が。「今から帰る」と連絡があったのは1時間も前のことなのに、まだ飲み屋の最寄り駅にいるとは何事か。

 

「あの時シメの挨拶中やってん。今から帰るやから、あの時から帰る準備しててんで!だから嘘やないよ。やろ?」と用意していたかのような言い訳の羅列。これは確信犯であり、正真正銘裏切り行為である。ていうか「やろ?」じゃねんだよ。帰る準備でなんで一時間もかかってんねん、おかしいやろ。

 

おかげで次の日仕事で早く寝たいのに、日付が変わっても夫と私の「今」の概念が違うことgsショックで全然寝れない。その横でいびきかいて気持ちよさそうに寝ている夫。顔を枕で押さえつけたい衝動を必死に抑えた。

 

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職場でもらったひまわりの種。歯で割って中身を食べろと言われたが、歯で割ろうとすると粉々になって皮(?)が口の中に散乱して大変なことになるので、仕事どころではなかった。