アムステルダム旅行 二日目

アムステルダム二日目。6時前に目が覚め、そして夫に迷惑がられる。朝食は昨夜買っておいたケバブ。ケバブはどこで食べても美味しい奇跡の食べ物ということが改めて証明された。

 

この日のアムステルダム観光の目玉は運河クルーズ。ミックジャガー風のキャプテンの案内のもと、90分のクルーズ。街全体がどこをどう切り取っても可愛い。そして傾いている。

 

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等身がおかしくないですか、キャプテン? 

 

その後は休憩無しに散策しつつ、ひたすら買い物。アムステルダムは店が閉まるのが午後6時ごろと非常に早いので、それまでに色々見たり買ったり大忙しである。

 

すると、義実家から突然「今どこの国にいる?」とメッセージが来て震え上がる。義実家に旅行に行くと報告すると、嫌な事を言われ胸糞悪くなるので、今回は言わなかったのに・・・。夫が国外に行くと、義実家に知らせる何かが発動するのか。それとも夫にGPSが埋め込まれているのだろうか。とにかく怖い。

 

夜はまた夫のリクエストによりタルタルステーキ。そんなに好きか、生肉。義実家に国外にいる事がバレた今、土産を買っていくべきという意見(夫)と、買っていく義理などないという意見(私)が激しくぶつかり合う。

 

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海外にいると、周囲に何を言っているか理解されない為、大声で喧嘩しても大丈夫なこと、そして大声を出すことが爽快そしてだんだん愉快になってくることを発見。みんな酔っ払っているので(私を含め)多少声を荒げた所で気にする人もいない。

 

大声を出し合ってひとしきり盛り上がった後は、飾り窓(合法的な売春地区)を見たいという夫に付き添い、夜の盛り場へ。鼻の下が伸びまくった、にやけ顔の男どもに紛れて飾り窓を見学。女の私が行ったら場違いじゃないかとビクビクしていたが、私よりももっと場違いの親に連れられた子供がいたから私なんか全然大丈夫なのであった。

 

なんとなく万歩計を見ると、今日一日で三万歩も歩いた事になっていて、突如もう歩けないほどに脚が痛くなってきたのでホテルへ帰る。体温を測る前はしんどくなかったのに、測ってから熱がある事が分かると、一気にしんどさが十倍になるのと同じ心理が働いたみたい。翌日はもう歩けないかもしれないと思いながら、気を失うように就寝。

 

 

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建物が傾いて見えるのは目の錯覚ではありません。本当に傾いているのです。