労いのことばをありがとう。

平日は朝起きて仕事に行く。ねえ、この業務本当にやる必要あるの、みたいな時間つぶしのために作られたかのような業務に取り組む。かと思ったらくだらない同僚のゴシップに付き合わされたり、無尽蔵に配られるあめちゃんやその他お菓子がどんどん引き出しにたまっていく。そして上司のおもろくない話に愛想笑いしたり、パワハラまがいの発言を聞かなかったフリをしてみたりする。


平日は仕事場と家の往復だ。家に帰ったところで休めるわけじゃない。晩ごはん作ったり洗濯したり、家の中の片付けしたりしないといけない。布団に潜り込むときには心身ともにクタクタだ。
 
休日はというと、平日にできない用事を済ませたり、ストレス発散のための買い物に出かけたり、家族サービスしたり、過ぎ去った平日の疲れを癒したり、来たる平日のために体を休めたりする。
 
「今日はいっぱい動いて疲れたんちゃうか、ゆっくりしいや」と夫に突然労いの言葉をかけられる、そんな夕暮れ。こんなもったいなきお言葉をいただいてもよろしいの。
 
分かりきった話ではあるが、このようなお言葉は上記のようにつらい仕事をもがんばって日々を乗り越えている人にこそ送られるべきお言葉であり、私のようなぐうたらしているしか能のない寄生虫のような人間に向けられることはあまりないのではないだろうか。夫は誰かとこのぐうたらの虫を勘違いしているのだろうか。
 
だって、私が今日したことといえば、カレー作って図書館行っただけだかんね。何ならワイドショー見ながらおやつ食べて毛布に包まって昼寝までしたもんね。昼寝から目覚めたら夫からの心温まるメッセージまでもらっちゃって、私前世で絶対いいことしたんだわ。
 
あー今から洗濯物たたんで部屋掃除しなきゃだ。めんどくせ。もう一回寝るので妖精さん出てきてもいいよ。
 
 

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カレールーは使いません。カレー粉とかスパイスを適当にパッパ振りかけて作ります。そのため味は毎回異なります。