おいしい筋肉クッキーが作れない

お菓子作り修行は意外なことに続いているのだが、成長しているのかしていないのか全く判断つかない。というのも、成功率は未だに五割に満たないからだ。

 

前は成功して同じように作ったのに膨らまなかったり焦げたり、レシピ通りに作っても固まらないし、焦げるのを恐れて半になったり生焼けになったり、フランを作ったのになめらかプリンが出来上がったり、自分でも何をしているのか何を作りたいのかよくわからない。

 

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フランを作ったら出来上がったらなめらかプリン。結果オーライか。

 

ひとつ言えるのは、うちのオーブンはレシピに載っている焼き時間通りに焼いてくれることが少ないということである。言われた通りに焼くと99%焦げることが分かった。私の腕がお菓子の成功率に大いに関係あるのは重々承知しているが、オーブンの威力も大きくかかわっていることを分かってほしい。

 

夫からのリクエストで筋肉のためのお菓子をたまに作るのだがそれがまた美味しくない。だから正直あまり作りたくない。ミッションの一環としてオートミール(オーツ麦)を使わなくてはならないのだが、筋肉オートミールクッキーはオートミールにプロテインを混ぜて作るザクザクの食感のクッキーで、はっきり言って全然美味しくない(二回目)。

 

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第一弾筋肉クッキー。成功したほう。

 

でも夫からは評判がよかったのでもう一度作った。何度も作るのはめんどくさいしちょっと作っただけだと一瞬で食べ終わっておかわりをねだられるだけなので横着こいて二倍の量を張り切って作ったら半分ほどが意に反して丸焦げになった。

 

私がおいしくないのに、と思っているのがクッキーに伝わってしまったからだろうか。やっつけ仕事だったからだろうか。見た目は黒く焦げ、掴んだそばから粉々になり、なんとか口に入れたら広がるのは燃えかすの風味。

 

いくら味音痴の私でもはっきり分かる、これは食べ物ではないと。これはもはや炭。何とかキツネ色と言える部分のみきれいにとり分け、燃えかす(炭)はあえなくゴミ箱へ。ということを夫は知らない。だが、燃えかすを食べろと強要しないことを感謝してほしい。