道を聞かれる人、ぶつかられる人

先日大阪国際女子マラソンがあった日、夫と自転車で業務スーパーへ。なぜこの日、そしてこの時間に、という変なタイミングに出かけてしまったがために、途中御堂筋通りを横断できず、自転車を担いて地下街をさまよい、なんだか疲れたお買い物になった。自転車担ぐ羽目になるなんて思ってもみなかった。しかも買うべきものを何個も買い忘れるという愚行を重ねる私たち。

 

寒い中御堂筋は応援する観客でいっぱいだったことに驚いた。えらい寒いのに!しかも、みなさん応援ポイントを地下鉄で移動しながら応援しているのだ。子供がぐずってもお構いなし。選手の名前がかかれたうちわを携えて、気づいてもらえるようになのか、どこで買うのか聞きたい衝動にかられた蛍光色のグッズを身に着け、熱い応援をしていた。それを御堂筋を横断できずにいた私はしばらく呆然と見つめるしかなかった。

 

買い忘れたものを買いに別の業務スーパーへ。二軒目では、米を抱えたおばちゃんがレジの先にある袋につめるスペースに立っていた私に目もくれず派手にぶつかりながら米を台に置いた。その行動はまさに、幽霊で半透明の私を通り抜けるかのよう。もはや、私が見えていない風なのだ。見えていない風なのでごめんも何もないのだが、私は半透明ではないので痛い。びっくりして思わず夫と目を合わす。

 

「やっぱお前、特定の人から見えてへんのちゃう?」と夫。世の中には道を歩けば人に道を聞かれまくるという人がいると聞く。私の場合は、人にぶつかられることが本当に多い。特に年代問わず女性からすごくよくぶつかられる。存在感がうすいのか。私が邪魔になるところに立っていたり歩いているのだろうか。

 

対策として、蛍光色のウインドブレーカーを着て存在をアピールすることを検討したい。まずはどこに売っているのか、マラソンを応援している群衆に調査するところから始めたい。

 

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そんな心がすさんだ日はアップルクラフティを焼いた。大量にあったリンゴがちゃくちゃくとなくなっていっている。もうひと頑張り。