四月の本
今年に入り、毎月のように「今月は全然読めなかったから来月はもっと読む」でやってきましたが、今月も「今月は全然読めなかったから来月はもっと読む」ですありがとうございます。
どうせそんなに読めないんだからもう読書記録やめれば、と言いたいそこのあなたの気持ちも分かりすぎるほどに分かりますが、一応何よりも読書が好きと主張して生きてきましたので、もう少ししがみつきたい一心でございます。来月こそは。
フィクション
法医昆虫学捜査官シリーズ
①147ヘルツの警鐘/川瀬 七緒 (改題:法医昆虫学捜査官)
②シンクロニシティ/川瀬 七緒
法医学が好きなので手に取ったシリーズ。とりあえず虫が事件を解決してくれるよ、虫って素晴らしいよってことが分かるんだけど、でも私は大の虫嫌いなので決して虫の存在は認めない。そんなにグロい描写とかもないので虫嫌いでも読んで大丈夫。メインキャラクター二人の今後が楽しみになるような作品でもある。
ノンフィクション
気がついたら奇祭「ナンシー関祭」が開催されていた四月であります。電車の中でナンシー、風呂の中でナンシー、仕事休憩中にナンシー、寝る前にナンシーであった。
①小耳にはさもう
②何様のつもり
③何をかいわんや
④小さなスナック/ナンシー関、リリー・フランキー
①~③はコラム集。ひと昔前の世相や芸能人のことなのでグーグル先生に尋ねながら読み進める。そりゃ何本も連載抱えるわ、ナンシー先生。これらの本を読んで、ディナーショーというのは、ディナーの後にショーが始まることを学んだりした。
④のリリー・フランキーさんとの対談本は、お姉ちゃんと弟が話しているみたいな雰囲気が漂っていた。リリーさん、ほんとしょうがない人。最後はナンシーさんへの追悼文なのだが、リリーさんのナンシーさんへの尊敬の気持ちや悲しみがダダ漏れで、泣いた。