席替えパート2

環境が変わるのは嫌いだ、と何度も訴えているのに(心の中で)職場でまた席替えがあった。ここは小学校じゃないんだから、いい加減決まった席に座って仕事するわけにはいきませんか、と言いたいけどそんな立場ではないので無理。

 

今回は私の席が勝手に変わっていたわけではない。勝手に隣の人が変わっていた。前は隣の人が持参する独特なにおいのするお弁当に辟易していた。だが、お昼休憩中だけの我慢でよかった。だが今はどうだろう。気が散るレベルが格段に上がってしまって繊細な私は絶望の淵に立たされている。

 

新しい隣人のミスターWはとりあえず声がでかい。電話の話声も独り言も社内で他の人と話すときもでかい。なんでもかんでも全部聞こえる。そんなに大声で話していただかなくても十分聞こえているんでありますが、本人は耳が遠いのか常に大声。

 

そしてコーヒーをすするのもいただけない。猫舌ならアイスコーヒーを飲め。あんまりすするようだったら、コーヒー飲んでお腹ゆるくなってトイレ行きたくても全然トイレが空かない呪いをかけてやろうかと目論んでいたところ、タイプミスばっかりしてるのに自動スペルチェック機能が効かず、途方に暮れていたら、トルコ語の設定になっていたのを日本語に直してくれたので、呪いをかけるのはとりあえず保留にすることにした。

 

そんなことよりもっと大変なのは、なぜか席替えの前日まで私の机に乗っていたボックスティッシュが、ミスターWの机の上にあることである。入社した時からどんな時も誰よりも頼りにしてきたティッシュ。顔面テカテカの時も、水を盛大にこぼした時も、お弁当のおかずを口に持っていった思ったら顎だった時も、いつもそばにいてくれたティッシュ。そのティッシュが今やミスターWのものに。

 

諦めが悪いので、ミスターWの机にあるティッシュを眺めずにはいられない。ティッシュ奪還作戦を考えてみるものの、今のところ泥棒扱いされる方法しか思いつかない。まあそもそも私が自宅から持ってきたわけではなく、入社した時に机の上にあったから勝手に私物化しただけなので、ある意味私はすでに泥棒。

 

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もう隣から驚くにおいが漂ってこないので安心してお弁当を食べています。