狭小の洗面所からこんばんわ。

夫が陰ながら応援しているのが「にこるん」。何を基準にしているかは知らないが、同じような立ち位置のタレント?モデル?の中ではにこるんが一番頑張っているんだそうだ。ていうか他に誰がいるの?こじるりくらいしか思い浮かばない・・・。

 

そして、にこるんのお尻みたいになるために、お尻のトレーニングを頑張っていると気持ち悪いことを言っている。男性からも憧れられるにこるんのお尻に興味が湧かないこともないが、どこでにこるんのお尻を見ればいいのかが分からない。

 

手っ取り早く「にこるん お尻」とグーグル先生に聞いたらいいのだろうが、私の中の何かが検索することを拒んでいるので、残念ながらまだにこるんのお尻を拝んでいない。

 

そんなにこるんにはまっている夫が、手品をするから腕貸してとニヤニヤしながら言ってきた。こういう怪しい時は警戒することにしている。痛いことをされたり、頭や顔を急にこずかれたり、驚かされたりする可能性があるし(経験則)、そのどれをされても嫌だからだ。特に驚かされるのがとてつもなく嫌。

 

だからもちろんその日も警戒した。すぐに逃げられるようにへっぴり腰になり、どこから何が飛んできてもいいように避けられるように五感を研ぎ澄ますと同時にウサギのような広い視野を持つようにした。

 

しかし痛いこともこづかれることも驚かされることもなく、私の左手の甲に静かに乗っているのは10円玉。あまりにも普通の手品にリアクションがとれない腑抜けな私。そして勘と反応が悪い私にがっかりする夫。そしてそこは狭小の洗面所。

 

人の期待に応えるのは難しいことです。 

 

f:id:momosjournal:20190513150126j:plain

にこるんのお尻になるために積極的にブロッコリー摂取。