あなたの実家は農家です。

あなたの実家は農家です。長男が継がなかったため、次男のあなたが継いでいます。ある時、長男の居酒屋が浸水被害にあったため、あなたはお金を貸します。ところが、現在、あなたの農場は危機に瀕しているため、お金を返して欲しいと長男に言うと、長男は逃げ回り、返してくれそうにありません。どう思いますか。

 

夫「俺はお金貸すときは、あげたもんやと思ってるからあんまりしつこく返せって言わへん」

 

しかも、長男の居酒屋にはあなたの牛肉を卸しているのですが、ライバルの牛肉も長男が買っている事が判明。それを長男に問い詰めると、「ライバルの牛肉は金曜日にしか使ってない!」と逆切れされます。それについてどう思いますか。

 

夫「それは・・・腹立つかもなあ」

 

さらに、長男は忙しいと逃げ回っているのに、三男の傾いたイベント事業を手伝っているのです。しかも無償で。居酒屋をほっぽりだして。あなたのお金を返しもせず。それについてあなたはどう思いますか。

 

夫「嫌やけど・・・事情による」

 

三男の事業が傾いたのは、三男の息子つまりあなたの甥がドラッグを売買していた罪で捕まり、酒類販売免許をはく奪されてしまい、心労がたたって三男はうつ病になったからです。さあ、あなたはどう思いますか。

 

夫「何それ。弟かわいそうやん、ほんで甥っ子は何で売人なんかしてんの?っていうかこの例え話なに?」

 

この話、実はイギリスのラジオドラマに興味を持ってもらう為に、夫の家族に当てはめて伝えてみたのだが、実に悲惨な状況になり私も驚いている。でもそんなことより、「お金貸すときは、あげたもんやと思ってる」ポリシーにはもっと驚きです。うちは金に有り余っている訳でも、金がなる木がある訳でもないので、誰かにお金を貸したりあげたりしないで欲しいです。あと、ほんまにお人よし過ぎてもうどうしたらいいのか。

 

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アサリの味噌汁を飲みたいらしく、夫はせっせとアサリを買ってきて何やらやっています。私はアサリが苦手です。嫌がらせです。