ラグビーを見る

ラグビーの試合を見る。ニュージーランド対南アフリカ戦。試合も見たいが戦士なので冒険にも出たい夫は、ラグビーと冒険を天秤にかけた結果、試合を録画し、冒険に繰り出すことにする。

 

LINEニュースなどを開いて試合結果を知るなどという単純ミスは犯さないように、と私に厳命したくせに、夫自身がそんなことをすっかり忘れてLINEニュースを開いて試合結果を知る、というアクシデントはあったものの、世間から数時間遅れて試合を見る。

 

ニュージーランドといえばの「ハカ」では、「みんななんか舌長いよね、ハカやってたら長くなってくるのかもね」という意見でまとまったところで試合開始。昼間、舘ひろしのメーキング映像のような奇妙なラグビー特別番組に出ていたボーデン・バレットが出ていることをとりあえず確認。評判の華麗なプレーを見る。

 

ラグビーのルールは、夫と付き合い始めた時から10年以上幾度となく教えてもらってきたが、興味を持って聞いているはずなのに複雑怪奇すぎて理解できずにこの試合を迎えている。

 

だからこの日も「タックルされたらボールを離さなければならない」「ボールを持って倒れたらボールを離さなければならない」「ボールを持って倒れたからボールを離したいが相手がそれを封じてボールを離させないようにして反則にさせたりする」「反則行為が起きても反則を受けたチームに有利な場合はプレー続行」などのルールをボールが動くたびに学び、そのルールに疑問を持ち、前に言われたルールを忘れるという行為を繰り返す。

 

この日は結局、南アフリカのロンゲの王子さまみたいな風貌の選手がずっと他の選手のお尻を追っかけ、お尻から出されるボールをパスしている事に関心し(そういう役目らとのこと)、「世界で最もセクシーなラグビー選手」と呼ばれているソニー・ビル・ウィリアムズは確かにセクシーであることを確認し、ボーデン・バレットが三兄弟でNZ代表である事を知るにとどまった。

 

ルールについては、何一つ覚えられなかったどころか、相変わらず複雑すぎて前以上に訳が分からない。自分でも確かではないが、もしかしたら覚える気がないのかもしれない。

 

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