共に威厳を放とう

本日社長は出張へ。威厳ゼロの社長が取り仕切っている会社のため、普段からぬるま湯の職場ではあるのだが、社長がいる時は一応みんなそれなりに気を使っているらしく、社長がいない今日はいつもに増して言いたい放題なのであった。

 

主に「社長がいない間に忘年会終わらせてお金だけもらいましょう」ということが話し合われていたわけなのだが、いくらなんでも社長抜きの忘年会はないだろう。盛り上がりはするだろうが。

 

確かに話は噛み合わない以前につまらないし、決断力はないし、全然支払わない客への取り立ては失敗するし、いびきかいて昼寝したりすることが問題と言われればそうかもしれないが、社員の子供の歯が折れたと聞けば「あらま、大変。仕事なんかいいからすぐに帰りなさい」と帰してくれるし、旅行に一ヶ月行くと言えば「どこ行くの?いいなー!いってらっしゃーい」ってニコニコ送り出す社長がこの世にいますか。いや、いない。

 

私も社長同様威厳を放つことができないゆえ、米を抱えたババアに体当たりされても謝罪の言葉がなかったり、オッサンに足を蹴られて睨んでみても謝罪の言葉がなかったり、女子高生に肩を当たられても謝罪がなかったりして、とにかく威厳のない自分にうんざりしているので、2020年は社長と共に威厳を放ってやりたい。そして世の中を見返してやりたい。

 

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今日の蓋を開けたら残念な気持ちになる弁当。ポイントは無造作に散らした漬物。