週五日働いて判明したこと

何年かぶりの週五日勤務が終わった。どうってことなくは全然なかった。朝起きられないし、着る服決められないし、遅刻ギリギリだし、お弁当がしょぼいし、帰ってからの家事が辛いし、眠いしって思っていたら結膜下出血を発症。だから言ったのだ、週五日も働くキャパなんて備わってないのだと。これからは今以上に自分のことを労わろう。

 

週五日働くと白目が赤く染まる危険性がある以外に判明したことは、W氏が時計を読めないということ。午後四時に帰る予定の私に向かって「今時間ある?」と聞いてきたのは三時五二分の事。負けじと「あるっちゃありますけど、私はあと八分で帰りますがね」と言い切るも「あと八分かあ~!えっとな、ちょちょコレやねんけど・・・」と朝一から放置されていた仕事をあと八分で帰る私にやらそうとするW氏。

 

やってほしいなら朝一で言わんかい、と怒鳴り散らしたい気持ちを抑え、八分で終わりそうもない業務に必死で取り組む私。あっという間に四時になり、帰れない悲しみを抑えながらも、必死でキーボードを叩く私。その周囲でラジオ体操第一と第二に励む社員と社長。ラジオ体操の音楽に集中力と平常心をかき乱される私。体操を終えてリフレッシュする社員と社長。この人たちは一体何なんだ・・・。あっけにとられつつも、二〇分で残業を終えて退社。

 

来週は週五日、四時ピタ退社を目指したい。二〇分の残業もやりたくない。W氏が午後三時以降私に話しかけたくなくなるようなオーラをまとおうと思う。