第二のダウントンアビーを求めて

ドラマ・ダウントンアビーを鑑賞しながら数独を黙々とやる、という至福の時間も、ダウントンアビーの最終話を見てしまったことで終わりを迎えてしまい、私はもう何を糧に生きればいいのか分からなくなった。

 

ダウントンアビーは、以前なら殺人事件が起こって解決する類のドラマだけ見てれば満足していた私を、愛だの恋だの、裏切りや偽り、ドロドロとゴタゴタがないと満足できない人間に変えてしまったのだ。私が今見たいのは死体や血ではないのだ、という事実に自分のことながら大変驚いている。

 

第二のダウントンアビーを求めてあれでもないこれでもないと色々探したが、探せば探すほどよく分からなくなり、そして見る事にしたのは「パン職人と美女」というイスラエル発のラブコメドラマ。第二のダウントンアビーが見たかったはずなのに、結果としてダウントンアビーとはかけ離れたドラマを見始めることになり、しかもヘブライ語を話しているのでずっと字幕を読まなければならず、数独ができないことはちょっと、いやかなり計算外である。

 

しかも夫にあらすじを話してあげたら「アモス(主人公のパン職人)、クソやん」と言われ、客観的に見ると確かにアモスの行為の一部はクソかもしれないが、アモスは男前なのでなんでも許されるのである。欲を言えば、もっと分厚い胸板になってくれるとよりいい。

 

f:id:momosjournal:20200424130339j:plain

ハリーポッターでも見ようかしら