【映画】山のトムさん
欲しいものは何が何でも手に入れたいと思うタイプであるこの私。最近は購入欲はどうにかこうにか抑えているものの、読みたい本や映画まで我慢することはできない。この際、無欲になりたいが、山にこもるしかないのか。
ずっと見たくて見たくて行ける範囲のTSUTAYAを何軒か探し回っても見つからなかった映画をしぶしぶお取り寄せお願いしていた映画がやっと手元にやってきた。
見られることは嬉しいが、TSUTAYAお取り寄せ、なぜこんなに高いのか。場所さえ分かればこの執着心でもってそこまで行くのに。体力と時間はたっぷりある故に悔しい限りである。
何をそんなに見たかったかというと、「山のトムさん」という映画である。
小林聡美さん、もたいまさこさん、市川実日子さん、光石研さんが出ている系の映画たちが大好物。「めがね」「かもめ食堂」「プール」「マザーウォーター」。あと「すいか」と「パンとスープとネコ日和」も好き。
こういう映画に出てくるような暮らしをしたいと思うも、センスがついていかなくて泣ける。センス以前に丁寧さにも欠けてることも忘れてはならない。泣けるけどやっぱりスウェットは脱げないし、すぐめんどくさってなってしまう。私に向いているのはそう、頑張らない暮らし。だからこそミニマリズム、シンプルな暮らしに向かっていこうと思うのだ。
夫に一緒に見ようね!と言ったけど、全然乗り気じゃなかったから(憶測)もう先に見ることに。一人で見た事を言ったら案の定興味なかったから見てくれてよかったとかふざけた事を抜かしたので、夫の為にも一緒に見なきゃな、と強く思った。お取り寄せが死ぬほど高いのはいただけないが(まだ言う)、取り寄せて正解ではあった。でももう二度と取り寄せは利用しないと誓った。
小林聡美さんともたいまさこさんと言えば、「やっぱり猫が好き」というドラマはまだ見たことなくて、これは近日中にぜひ見たい。今度こそ執着心を酷使して、取り寄せサービスを使わずとも探し出してやろうと思う。