ダラダラする予定 裏切りからの尊敬

夫と好きなだけ寝て好きな時間に起きとりあえずダラダラし１日を過ごす日と決めていたこの日。といっても9時ごろ目が覚める。昔は夕方くらいまで平気で寝れたのにそんな体力すらなくなったか。トイレも行きたいし。

二人でダラダラするという約束だったのに、夫が靴磨きを始める。早速の裏切り行為にこの人と一生添い遂げられるか疑問に感じる。ダラダラするというのは、床に寝ころびテレビに張り付いて食っちゃ寝することを言うと思っていたが。

そうなってくると私も何かしなければならないと思わせられ、使い道のなかった大根半分で漬物を作ることに。大根は煮物くらいしか使い道が思いつかないのだが、この季節安くてつい買ってしまい、使い切れず困っていたのだ。

それから網戸掃除で平成最後の大掃除は終えたはずだったが、ずっと見ないようにしていた洗濯機の排水溝の掃除をやろうとふと思い立つ。分解する系は元通りにできないので一人でいるときにはやらないようにしている。

いろんなパーツを分解して、それぞれ綺麗にしてさあ戻そうと思うもいつも通り元どおりにできない。毎回のことなのだが、どの順番で分解したのかが記憶から綺麗に抹消されている。なんでこんなにややこしい？

説明書を取り出し、書いている通りにしようとするも説明書が不親切極まりなく全く参考にならない。なんで何種類もの排水溝の取り扱い方法が書いてあるのだ？うちのはどれなのかをまず明確にするべきじゃないのか。

ああでもないこうでもないとブツブツ言いながら部品を手に取り元の姿に戻そうと試みてもどうにもうまくいかない。マーカーで番号を書いておくべきかもしれない。

しばらくするとソファでスマホゲームをしながらゴロゴロしていた夫が私がバラバラ部品の前で呆然としていることに気づき、元どおりにしてくれた。持つべきものは夫である。デリカシーがないのと食費が死ぬほどかかるのが玉に瑕であるが。さっきは裏切られてもう信用できないと思ったけど、これからもついていこうと思う。

恩を売られたのでいつもの筋肉弁当をいつもより愛情多めで作った。