またしても裏切り 全てがかけ算された結果、夫に怨念爆弾が投下される日はすぐそこ

二月は予定通り激務で毎日帰りが遅い夫。お仕事がんばってくれてありがとう。だが、そんな夫の帰宅を夜な夜な待ち、そのあとから洗濯やってご飯の後片付けをするのを喜ぶような妻ではないし、そんな時期があったとしたらそんなものははるか昔の話である。


そんなことよりも睡眠を優先させたい私ではあるが、それでも夫が帰る前に一回洗濯をし、食器洗いも済ませた。帰宅後に自分の服は自分で洗って干して、自分の食べた食器だけ洗ってねと言ったら「なんと厳しい嫁」と言われたのだが、懲らしめていいだろうか。

 

お願いしたのはあくまでも帰ってきて脱いだ服を洗って干して欲しいということと、自分が使った茶碗と平皿と箸を洗って欲しいということだけだ。なぜ厳しい嫁呼ばわりされなければならないのだ。


そんな中、缶コーヒーの空き缶をゴミ箱から見つけて二度見した。夫の筋肉のために1日1ダースの卵を消費するのだが、近所のスーパーは卵がやたら高いので、自転車で遠いスーパーまでわざわざ買いに行っている。差額といっても50円とか多くて100円の話なのだがチリツモだと思って寒い中せっせと買いに行っていた。

 

それなのに缶コーヒーを買っていただと?裏切り行為もいいところだ。そんなにコーヒーを飲みたいのなら家から水筒に入れていけばいけばよい。このクソ寒い中、スーパーをはしごし、数十円安く卵を買えたことを喜んでいた自分が馬鹿みたいである。私はいちいち今日はどこそこスーパーで卵が安く変えたと夫に報告しているので、私が涙ぐましい努力をしていることを夫は知っている。そ・れ・な・の・に!


整体の先生に教わった技がある。か弱い女性が屈強な男に立ち向かうには、まず耳をつかみ、上から下に一気に引きちぎる。結構痛いらしい。これは実験済みなのでぜひ試して欲しい。実験したときは耳がちぎれたら困るので全然力入れなかったけど、今は本気で耳をつかみ、上から下に一気に腕を振り下ろしたい気分だ。


この仕打ちはしばらく、いや一生忘れない。それどころか、もしこれに続いてさらに私に嫌なことをしたら全てが掛け算されて(足し算ではなく)巨大な爆弾が夫に投下されることであろう。こういうことに対する私の執着心ははかりしれない。

 

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とはいえ、バレンタイン用にブラウニーが食べたいというリクエストを完全無視して作ったテリーヌショコラ。どこが厳しい嫁やねん、こんな優しい嫁どこにもおらん。