「我が家のルール」を見かけて腹から黒いものが湧き出る心理

「その日の気分で好きな箸置きを自分で選ぶのが我が家のルール」みたいなのを見かけて、腹から黒いものが湧き出てきたのは私の性格がねじ曲がっているからだろうか。それともそういう素敵なことを思いつかれたことを妬んでいるのか、その人の生活やお財布事情にそういう余裕があることを羨んでいるのか。一見格好つけすぎていることを恥ずかしげもなくやってのけてしまうことをバカにしつつも実は自分もやりたいと潜在的に思っているということなのだろうか。

 

なんでモヤモヤするのか考えると、言い方が鼻につくのだという結論に達した。我が家のルール、て。例えば、ただ新しい箸置きゲット♪とか今日の箸置きの気分は魚☆とかだったらそんなに黒いものは湧き出てこないと思う。ただ、だからどうしたと思うとは思う。♪とか☆とかもさらに鼻につくし。

 

それから箸置きという、非日常な物だから鼻につくのかもしれない。普通家で日常的に箸置きって使わないだろう。外食先で見ることはあっても人の家で出てきたことってほぼない。箸置きは今の時代、インスタ映えのためのアイテムじゃないのか。

 

捨てても問題なかったものリストの上位に上がること間違いない箸置き。どっちかっていうとどうやって家事を時短できるか競争やこれやめました/買わない/いらない宣言が横行している今、箸置きの我が家ルールは見事に時代を逆行しているともいえる。

 

まあ、結局のところ箸置きを使おうが使わまいが、個人の自由なんだけれど。ちなみに買うだけ買ってしまいこんで使わないのが我が家のルール♪一番ダメなやつ。人のことをとやかく言っている場合じゃない。

 

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