出勤することに集中してください。

世間の働く皆さまに注意を促したい。出勤時には些細な事から重要な事、緊急を要する事などいろいろ考えてしまいがちですが、とりあえずなんでもいいからあれこれ考えず、ただ出勤することに集中して欲しい。重要なことなのであえてもう一度言う。ただ出勤することに集中。家を出て、徒歩か自転車か車か電車かいずれかの方法で移動して会社に入る。ただそれだけ、余計なことは考えない。何も難しいことは言っていません。

 

なぜこのような注意喚起をするのかというと、ある日出勤しながら私が何を考えていたかを説明しなければならない。何度か書いたように、私は働いたら死ぬと思って生きているのになぜ流されるまま働いており、それをおかしいとも思っている。

 

私の人生において何があれば幸せか考えてみたら贅沢なものなど何もなく、全然平凡なものばかりなのだ。例えば暖かいお布団と、たまに行く旅行と、本と美味しい食べ物。それからいろんな意味で豊かで安定した老後。あ、あと夫。これらさえあれば他に何もいらないのに何をあくせくしてんだ、私、と考えていたのである。あいかわらずイチャつくカップルのいる地下鉄の中で(以前結構若いと書いたが、何日間にも渡る観察の結果、意外と年齢がいっていることが判明したから余計にイチャつくのはやめた方がいいとモモコは思う)。

 

でもお布団がある家はローンを支払わなくちゃいけないし、旅行行くのも金がいるし(しかも結構大金が)、本は図書館があるからいいとして食べるのにも同じく金がいるし、老後にあくせくしないためには金を貯めとかなくちゃいけない。

 

お金があっても幸せにはなれない、なんてそんなもの調子のいい嘘、みんな騙されちゃいかん。生きていくには金がいる、金を得るために働く。あーそういうわけで私は働いているわけね、とか考えていたのである。ちなみにこういう考えを夫に言うと怒られるので夫には言わない。大変厳しい夫である。

 

そうしたらいつもと出るのとは違うよく分からない出口から出てしまった。ここはどこ?である。冗談抜きで。だから何で出口がいっぱいあるんだって。出口がいっぱいあって困っていることについてはまた後日じっくり書くとして、朝のラッシュの時間帯にここはどこ状態になってオロオロしたら人の殺気立った人たちの邪魔になるわけで、申し訳なさにさらによく分からない精神状態になっていたところでオッサンに舌打ちされて悲しい気持ちになったので、朝はごちゃごちゃ余計なこと考えずにただ出勤してください。以上。 

 

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朝から迷子になった日はカレー弁当でした。