青空オフィス

私はどうやら他の人と体温や体感温度が大きく違っているようだ。自分が冷え性であることはよく知っている。だから毎日風呂には浸かるし、白湯を飲むし、首という首は冷やさないよう最善の注意を払っているのに、手足が冷たいし万年肩こりに悩まされている。それも15歳のころから。ティーンエイジャーのころからばばあのような悩みを抱えて今日まで生きてきた。

 

ところで、職場の人たちは窓を開けるのが好きだ。朝出社してきたときとか、お昼休憩の時に空気の入れ替えを五分間するというのは理解できるし、むしろやってくれてありがとうとさえ思う。だが、違うのだ。どんなに寒かろうが、一日中すべての窓もしくはどこかしらの窓が開いているのだ。

 

今日など、寒いっつーのに窓という窓をみんなよってたかって開けやがり、私が寒いからしれっと閉めた10分後にしれっと開け返されたのだ。私を見ろ、ヒートテックにタートルネックだ、バカヤロウ。私の手を触れ、冷え冷えだ、アホンダラ。

 

そんな常に開けっ放しにしなくても酸素は十二分にあるし、空気は澄んでいる、いや澄み切っているといってもいい。何のために私たちは屋内にいるのですか、暑さ寒さや雨風から身を守る為じゃないのですか。そんな屋内という概念を一切感じさせないここはまさに青空教室ならぬ青空オフィスくらいにすがすがしい。

 

白湯のんでも生姜紅茶飲んでも温まらない私の体。みんなそんなにぽかぽかしてんのか、ならば私に0.1度ずつでもいいから分けてくれその体温。そうしたらもう文句は言うまい。

  

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 最近飲んでいる甘酒。からだにいいらしい。