爽快感と開放感を一日に四回

常時テンションは低めを保っており、冬になると更に一段低くなるのだが、冬の利点を一点あげるとすれば、それはブラを着用しなくてもいいことである。冬は上着を着ればブラを着用していようがしていまいが、誰にも分からない。まあ中には未着用だと分かるくらいボリュームのある幸せな人もいるかもしれないが、洗濯板の私には残念ながら不要である。

 

エチケットとして、職場や人と外で会う時は冬でもさすがに着用するが、近所に買い物に行くくらいじゃあ着けない。ブラ一枚と言えども、洗濯物が増えるのは主婦としては死活問題なのである。

 

冬は着用しないことが日常になりすぎて、ブラ未着用で出勤したことが実は一回くらいあるが、非常に悲しいけどたぶんバレていない。悲しいけれど、ブラ一枚分の洗濯が減ったことは喜ばしかった。

 

だが、夏になるとそうはいかない。近所に買い物に行くだけでも、ゴミを捨てに行くだけでもブラを着用しなくてはならない。未着用だと近所の奥様方にあそこの奥さんは痴女だと、噂されてしまうだろう。

 

だから、朝起きて、夫を駅まで送って、帰宅して、掃除して、ゴミ捨てて、家で一服して、図書館行って、借りた本を置きがてら家に帰って一服して、スーパー行って、家に帰って一服していると、一日で合計四回もブラを着脱しなければならないので非常に手間。

 

でもブラを脱ぐ時の爽快感と開放感を一日に四回も味わえるのは、そう悪くない。

 

f:id:momosjournal:20190622193747j:plain 

変なTシャツ狂の夫にコレ着てもいい?と聞いたら、部屋着としてならいいと言われた。ホーチミンTシャツよりアカンらしいのだが、どっこいどっこいだとは思いませんか。