一本一本が愛おしい

諦めて数か月に一度の美容院へ。先祖代々受け継いできた剛毛多毛な髪の毛を、私の代でどうする事ができるわけでもなく、髪の毛は日々伸び、異常なほど増えていくので、定期的に手入れするしかない。

 

前回行ったときにいたピンクの髪の毛をした髭すら生えていなさそうな男の子の姿が見えない事を指摘すると、待ってましたとのごとく、店長は事の顛末を洗いざらい話してくれた。二か月半ほどの間に一体何があったのだ。

 

寝坊したり、酒臭い状態で出勤したり、ダブルブッキングした客に謝りもせず姿をくらませたり、過去にしていた犯罪を酔っぱらって披露したり、「給料未払いでクビにされた」と親に嘘ついたりして、信用度ゼロなのであえなく暇に出したらしい。

 

長年の夢だった自分の店を持てたとしても悩みは尽きないらしく、最近は(美容師だから髪が命なのに)薄毛に悩まされ、白髪を抜こうにも髪の一本一本が愛おしくて抜くことも叶わないとも言っていた。

 

美容院は相変わらず行きたくないが、二、三か月で来店して店長の話を聞きたい。100%野次馬根性。

 

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衝撃的に美味しいからいっぱい買ってきたでー!!(by夫) 確かに美味しいけど、こんなに?