アムステルダム旅行 四日目 ブリュッセル

予定通り五時起床。タリスという列車に乗ってブリュッセルへ。何故か一等車両が安かったので、一等車両に乗車。軽食付きという触れ込みだったのに、運ばれてくる気配が無い。空腹の余り、昨日持ち帰りしたパエリアを食べ始めた所で軽食が運ばれてくる。

 

今日は全てにおいてタイミングが悪くなる巡り合わせか何かか。ベルギー建国記念日にわざわざブリュッセルに行くというのも、(私みたいな興味のない)人間ととってはタイミングが悪いとしか言いようがない。もう抗うのはよした方がいいのか。

 

二時間ほどでブリュッセルに到着。事前調査の通り、レストランやカフェ、土産屋以外は見事に全て閉まっている。他の店が閉まっている日こそ、店を開けて売り上げを伸ばしてやろうという根性の店はないらしい。大変残念である。

 

お陰で観光はいつもの三倍くらい真面目にした。大変興味深いと思おうと、小便小僧に会いに行ったし、セルクラースの像に触ったし、グランプラスでは持参した地球の歩き方を片手に、どの建物が一体何なのか、館に色々ついてる像は一体何なのかを見てみたりした。

 

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だが、買い物の為ならばどんなに歩き回っても疲れ知らずなのに、観光で歩いていると物凄く疲れる。おそらく買い物している時には、知らず知らずのうちに何かが分泌され疲れを紛れさせているのだろう。残念ながら観光では何かが分泌される気配は感じられない。


アムステルダムでは日中ゆっくり食事をすることはなかったので、ゆっくり食事もした。ブリュッセルと言えばムール貝らしいので、ムール貝を食べる事にする。あとタルタルステーキも。こちらに来てから三度目のタルタルステーキ。「これ生肉やけどええのか?」とどこの店でも心配そうに聞かれるのだが、夫は何でも生が好きなので大喜びで食べている。クレイジージャパニーズ。

 

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ポテトフライをたらふく食べました。


ベルギー建国記念日ということで当初の予定とは大幅に違ったものになったが、戦闘機みたいなのが飛んでたり、祭みたいなのが開催されていたところでは戦車や軍人と写真を撮ったりして、夫は随分楽しかったようだ。


私は、建国記念日にベルギーに来る事にひそかに運命を感じていたが、結局ブリュッセルの王族の生まれ変わりかどうか分からず、王室にアプローチされる事もなく、少し残念である。次の運命に期待したい。


夜九時ごろアムステルダムのホテルへ帰る。ヘトヘトと言いながら夫はホテルのジムへ行った。心の底から馬鹿なのかと思う。