嘘つきの言い訳

夫に嘘をつかれていたことが発覚。正しくは、「会社のとある試験を受けるために勉強していた夫は、確認不足で二次試験の日に旅行の予約を入れてしまい、キャンセル料が高いのでキャンセルできず、夫の確認不足とはいえ、一生懸命勉強している夫の姿を見ていたモモコからすると少なからず申し訳ないと思っていたのだが、とある試験というのは実は私の認識とは全然違い、海外プロジェクトへの異動希望者が受ける試験」だったことが発覚。給料は増えないのにサービス残業は増えるという、わざわざ試験に受かってまでそんなプロジェクトに関わりたいわけ?と、私は前々から嫌悪していたのである。

 

夫曰く、何のための試験かを口にしたことはなく、一方的に私が勘違いしただけで、私の目の前で堂々と海外プロジェクト関連の試験勉強しており、隠していたわけでも嘘をついたわけでもない、むしろ何故気づかんか?というようなことを、悪気もなく悠々と言い訳するので、スーパーで買い物中だったが、構わずみぞおちや脇腹などの筋肉を固めづらい部分を中心に殴ったりなどした。後頭部チョップもなかなか効果的。

 

それ、もう嘘ついてるのと同罪だから。申し訳ないと思った私の気持ちを返してほしい。海外プロジェクトに関わったら社内で一目置かれるから、という不純でしかない動機で希望しているらしいのだが「Maryってどういう意味?」と聞いてくるような英語が壊滅的にできない人間に務まる訳がない。関わらない方が体面を保てると思う。 

 

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罰としてカニ剥きの刑を与えた。