恒例!実家帰省紛争

「帰省鬱」なるものが存在しているらしいですが、我が家でも恒例の実家帰省紛争が勃発する季節がやってきました。大体、お盆休みや正月休みにこの紛争に立ち向かう人が多いのではないでしょうか。我が家の場合、私の実家はそういうことを求めてくる人たちではないため、むしろ「寒いときと暑い時には来ないで!」謎のお達しが出ているので、紛争のアジェンダに上がりもしない。

 

目下、「義実家に行ったほうがいいんじゃないか」と主張する夫と、「絶対に行かない、会いたいならあちらさんが来たらいい私は会わないけど、それに正月休み九日間かけて日頃の疲れを癒さなくてはならないから会ってる場合じゃないしとにかく銭湯に行って塩サウナ入る」と主張する私、の構図であります。

 

まず、夫の「行ったほうがいいんじゃないか」というのは、主張として大変弱いですね。一方、「絶対に行かない、会いたいなら(略)」という私の主張からは命がかかった確固とした信念が伝わってきます。

 

今回夫が述べた「行ったほうがいいんじゃないか」の理由の一つとして大変興味深かったのは「行かなかったら、モモコが俺の親を嫌ってるというのが表面化して俺の居心地が悪い」。

 

「俺の居心地」を引き合いにだし、「俺が悲しいから、俺のために耐えて」という同情票に訴えかけた理由ではありますが、当然同情はわきません。湧くとしたら、「そのような親を持って大変残念でございました」という哀れみの感情。

 

以前も言いましたが、現時点で私が義両親に歩み寄ってもいいかもしれない、と思う可能性が生まれるとしたら、義母が最新のルンバを手に、直接謝罪の意を述べる事(ルンバは最新モデルが出る度に購入、および古いモデルの処分費用は義実家持ち)くらいでしょうか。

 

もう一つ抱腹絶倒だったのは「今年もありがとうございました、来年もよろしくお願いします」って言うだけやろ!という理由。「ありがとうございました」とお礼を言うようなことも「よろしくお願いします」とお願いするようなことも、こちらにはないのです。何を言っているのでしょう。

 

という紛争を経て、今回も無事義実家に行くことは避けられ、連休を楽しむことができそうです。めでたしめでたし。

 

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