親切な同僚

格安スマホにしようかしまいか悩み過ぎてハゲそうなので、普段からとても親切な同僚に世間話がてら意見を求めたところ、その同僚は格安スマホを使っておらず、そういうことも全然あり得るので全然いいのだが、ややこしい案件ばかり抱えて泣きそうだと言っていたのに、格安スマホを使っている別の同僚が使い心地についてこう言っていたとか、なぜ自分が格安スマホにできないのかの理由を教えてくれたりし、しかも後日格安スマホA社は料金設定高めだが通信がまあまあ良いとか、B社はこういう人におすすめだとかいう情報まで調べて教えてくれた。

 

四時までしか仕事をせずにさっさと帰る私が、格安スマホの事なんて調べても人によって言ってることが違って全然分からん!!と投げ出したのに、ほぼ毎日夜九時ごろまで残業していても仕事がどんどこ舞い降りてくる同僚が自分には全く関係のない事柄について調べてくれ、懇切丁寧に教えてくれている姿を目の当たりにし、本当の意味での親切にするというのはこういう事をいうのだなということと、じゃあ今まで私が親切だと思ってやってきたことは全くもって親切ではなかったということと、だから私は一生親切な人間にはなれないということが立ち続け様に判明する。そして、そこまでしてくれたのに、まだ格安スマホにするかどうか心が決まらない私を見た時の落胆した同僚の顔を決して忘れない。

 

私が格安スマホにすべきか決断できないのは、その同僚の落ち度ではなく決断力が著しく欠如したモモコのせいなので、どうか落ち込まないでほしいのだが、同僚のことなのでそういう訳にもいかなさそうである。聞いた私が悪かった。ごめんなさい。

 

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仕事のせいか、老いのせいか分からないが(たぶん老い)、このところ目の下のクマがとんでもないことになっているので、アイクリームとやらを入手。