ラグビー観戦記③

紆余曲折を経て無事夫と合流を果たす。キックオフ寸前の到着にはなったが間に合ってよかった。試合会場に着くなり、11時半キックオフの試合がドコモ対ヤマハということ、ヤマハにはあの五郎丸選手がいること、そしてその五郎丸選手が背番号15(理論上チームの中で最も顔面偏差値高い)で出場することを知る。彼の例の「ルーティーン」をこの目で拝めるかもしれないと思うと自然と観戦に熱が入る。

 

試合が始まって気づいたこととしては、トライ後のゴールキックがとてもささやかに執り行われるということ。この試合でヤマハはものすごいトライしたのでその度に五郎丸選手がゴールキックをするのだが、それがあまりにもささやかなのでキックの半分ほどは見逃してしまった。ルーティーンを変えたのか、あのルーティーンはやっていませんでした。

 

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また、やはり昨今のラグビー人気というのは事実らしく2万人弱来場していたようである。過去の観客数を見てみると2、3千人程度なので会場にものすごい人数のミーハー(私も含めて)がいるのだと思うと大変感慨深い。

 

あと、案外遅れてくる人が多いということ(到着したのが5トライ後というのは一体どのような心境なのか・・・)と、ドコモ対ヤマハの後のサントリー対トヨタの試合を待ち望んでいると思われる女子の観客の多さにも驚かされた。これも当日知ったことなのだが、サントリーからは流選手(ずっと誰かのお尻を追う役、と私は覚えている)と松島幸太朗選手が、トヨタからはジャッカルの姫野選手が出場するらしい。

 

トヨタには一言物申したいのだが、トヨタが配っている選手の顔写真が載っている厚紙を蛇腹に折るとハリセンになるのですが、それがものすごくうるさく、試合が盛り上がっている時にハリセンで音を立てるのは理解出来るが、私の後ろに座っていた姫野選手目当の女子などは場面構わずハリセンを私の耳元で鳴らすということが勃発し(事実)、辛抱たまらなくなった私が女子が持っているハリセンを奪って殴るということに成りかねない(我慢した)ので、来季はハリセン配布をどうか見送って欲しい。

 

サントリー対トヨタに関しては姫野選手のジャッカルは見られなかったものの、ワールドカップを彷彿とさせる松島選手の滑り込みトライを見られたので、おばちゃんをものすごく得した気分にさせてくれて感謝の思いで胸がいっぱい。つい興奮して「コータロー!!」と年甲斐もなく応援してしまった。

 

チケットを買った時に心配していた天候に関して一切触れていなかったが、天気は曇りでやはりとても寒かった・・・。ビールをがぶがぶ飲んでいたおじさんは全然寒そうではなかったので、どう対策しているのか聞けばよかったが、初観戦の素人としては家を出る直前でダウンジャケットとスカーフを追加したのは正解だった。ぜひまた観戦したい。