頭を悩ませる日々。

普段から人、特に中年女性によくぶつかられる方だが、この間三人に続けざまにぶつかられたときは、さすがに驚いた。もちろん謝罪はない。私のことなど見えていないかのようにぶつかりそして去っていく。

 

ここまでくると夫が常々言っている「生物として弱い」ことが原因ではなく、私が人々の邪魔なところにいるのではないか、と思えなくもない。「男運がないという女に共通しているのは自分自身」と同じで「ぶつかってくる中年女性に共通しているのはモモコ」なのだから。

 

かといって、私がめちゃくちゃな巨体で通路をふさいでいるとか、ドアの真ん前に突っ立っているとかそんな非常識なことをしている訳ではない。三連ちゃんでぶつかられたときは、スーパーのここに「立ってください」という目印のテープが貼られているところに模範的に立っていた。

 

ぼやぼやしているからぶつかられるんや、という意見については否定できない部分もあるが、後ろからぶつかってくる人に対しては目が後頭部や背中についていない限り避ける事は不可能。目が後ろについていたらぶつかられるどころか避けられるので便利だとは思うが、残念ながら私は顔に二つ目がついているだけ…。

 

今のところ防衛策として、ガラを悪くするか不潔にするか何かの中毒になっているように見えるようにするくらいしか思いつかないが、どれもこれも近所の目は気になるし職務質問されるのも怖いので実行に移す勇気が出ない。こうして頭を悩ませる日々は続いてゆくのである。

 

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