お土産プリーズ

義父がイギリス出張へ。待ってました!とばかりに紅茶のお土産を頼む。わしは仕事で行くんだ!パシリにするな!とまでは言わないまでもそれらしい文句を夫に言い、若干不機嫌になられるが、紅茶のためならこれくらいのリスクくらい喜んで負うというもんだ。

 

高級な紅茶じゃなくてどこのスーパーにも売ってる庶民的なティーバッグの紅茶なのだが、これに慣れてしまうと日本で買うリプトンが何と薄いことか。三つくらい入れないと飲んでる気がしなくて物足りない。だから嫌われてもいいからお願いするのである。

 

何が何でも買ってきてもらうためにはご機嫌とりが大事だ。試しに普段メッセージなど絶対送らないけどイギリスはいかがですかと送ってみる。すると、工場内がマイナス6度であったかい春が来たと現地の連中が喜んでいて頭がおかしいのかと思っている、と早々に返事がきた。どうやら機嫌はまだ直ってないようだ。もしかすると悪くなっているかもしれない。

 

返事が来たのはいいが、なんて返したらいいのか分からないので既読スルー。この判断はまずいだろうか。年齢的にもメッセージのやりとりくらいスムーズにできる能力が備わってもいいはずなのに全然習得できない。

 

大人になったらいろいろ楽になると信じて生きてきたけど、今のところそんなこと全然ない。私はまだ大人じゃないんでしょうか、大人じゃないならなんで私は働いているんでしょうか。

 

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ところで、紅茶のお土産はまだ諦めていない。私は粘り強い女。あと二箱しかないからストックしないといけないのだ。