台湾旅行 三日目 台中～高雄

この日も6時起床。何なの、このハードスケジュールは。今朝はスティックシュガーをトーストの上にかけて食べている中国人女性の隣で朝食。今、中国ではスティックシュガーが流行っているらしい。この流行が日本にやってこない事を祈りつつ日月潭目指して出発。

山道を行くとの事前情報を入手していたため、酔い止めを飲んだせいで意識が朦朧としつつのバス移動。隣で夫は義父が持ってきたWi-Fiを繋いでスマホゲームに没頭していた。何かの対戦ゲームなのだが、画面を注視すると「クレイジーピッグ (夫) VS やる気がない(相手)」となっていた。なんなんだよ、そのどっちもどっちのハンドルネームは。夫はこれは勝てると言いながら（相手のHNが’やる気がない’だから）朦朧としている私をよそに画面を猛烈にタップしていた。

大雨の中、五分くらい日月潭の周囲を歩く。ここは今回のツアーのメインの一つだったはずなのに、まさかの五分。長時間の移動は何だったのか・・・。雨だし霧だしあまり写真も撮らずバスに戻る。三日目ともなると私と夫を抜いて平均年齢65歳オーバーにはキツくなってくる頃合いらしく、みんないそいそとバスへ戻ってゆく。 

お昼ごはん+併設されているぼったくり土産屋の後は奇妙な巨大オブジェのある蓮池潭を散策。この旅行記を書いている時に知ったのだが、パワースポットだったらしい。正しい手順で回るともっと福がやってくるだと・・・？そういう重要なことを教えて欲しかったよ、ガイドさん。聞いていたらもっとありがたみを噛みしめて散策していたのに、時すでに遅し。

龍の口から入って虎の口から出てくるといいらしい。 

そこでは義母がエンドウ豆みたいな実がなった木を食べたそう眺めていた。「気をつけないとお義母さん食べはるで」と夫に小声で言うと、「もうポケットに入れてはる」と返してきたので「後日、炒めて塩胡椒ふったら美味しかったで～って言うてくるかもな」という義母に聞かれたら一生口聞いてくれないと予想されるジョークを繰り広げていた。義母は地獄耳だから聞こえている可能性が高い。

この日はツアー目玉の一つであるのホテル、高雄圓山大飯店へ夕食後チェックイン。旅行三日目の夜だし疲れてるし、ちゃちゃっとスーパー行って（何回行くねん）足裏マッサージ行って、早く寝ようという作戦をたてていたのに、まさかの義母から一階のレストランでごはん食べようというお誘いが。

チェックインする前に食べたのが本日三回目の食事、つまりは夕食だったと私は認識しているのだが、これは一体何に当たるのか？早めの夜食？エンドレスで食べ物を胃に収められる義母の能力に脱帽しつつ私も小籠包を食べる。美味。

その後はスーパーで買い残した物を買い、足裏マッサージとボディマッサージを受けてホテルへ戻る。心残りは、足裏のピーリングが出来る人が不在でできなかったこと。生娘のように足裏がツルツルになる事を夢見ていたのに大変くやしい。

旅行最後のパンツを捨て、撃沈。