五月の本

モモコ、五月は頑張った。本を読むことだけを考えて過ごした五月であった。考えすぎた結果、YouTubeで「Reading Vlog」(本読みたちが本を読む日常の動画)にはまり、他人が本を読む様子をひたすら見るというはめに。YouTuberたちのおかげで、ひたすら本を読んだという達成感を味わうことができた。

 

フィクション

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 ①マスカレード・ホテル/東野 圭吾

映画がすでに公開されているために事前に登場人物の名前と俳優の顔を一致させて読み始める。木村拓哉と長澤まさみが脳内でセリフを読んでくれるという、なかなか面白い読書経験であった。

 

②アガサ・レーズンと貴族館の死/M.C. ビートン

久しぶりのコージーミステリー。コージーミステリーは好き嫌いがあると思うが、暗くない軽いミステリーが好き、アガサ・クリスティの雰囲気が好きな人におすすめ。このシリーズはイギリスのコッツウォルズが舞台なので、イギリスの田舎設定が好きな人も楽しめる。

 

③アガサ・レーズンの結婚式/M.C. ビートン

上記の続き。ジェームズの行動が意味不明すぎて、あかん。コージーミステリーのシリーズものは、登場人物が自分の友達なんじゃ?という妄想にかられてくるので注意して。

 

④女王陛下の魔術師/ベン・アーロノヴィッチ

(ロンドン警視庁特殊犯罪課シリーズ)

ファンタジー警察小説。インスタでフォローしている読書好きな外国人が紹介していたのと、舞台がロンドンなので読んでみることに。ファンタジー小説に慣れていないせいか、物語の世界に入り込むのにはじめは苦労したが、序盤を乗り越えるとミステリー要素と主人公ピーターのジョークや皮肉を楽しめた。そんなことより、表紙と題名をどうにかしてほしい。なぜこんなことに・・・。

 

⑤ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女/ダヴィド・ラーゲルクランツ

ミレニアムシリーズ第四弾。何度図書館で見かけても下巻しかなかったミレニアム4。運命に委ねるのは諦めて、予約してお取り寄せ。このシリーズは毎回寝不足必至。内容が濃厚すぎてすぐに第五弾を読む気は起こらないくらい夢中で読んだ。作者が違うんでしょ、などと思わずに読んでみて欲しい。

 

⑥The Rosie Project/Graeme Simsion

今月の洋書。ロマコメ映画の雰囲気。普段、誰かしら死ぬフィクションしか読まないので、読みながら照れるという気持ち悪い現象に悩まされた。

 

ノンフィクション

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①ナンシー関激コラム 世情編/ナンシー関

四月にピークを迎えたナンシー関ブームが下火に・・・。毒気が欲しくなったら残りのエッセイを読もうと思う。

 

②消費セラピー/辛酸 なめ子

通勤本として読んでいたのだが、凝視されることが多かった。カバーつけたほうがよかっただろうか・・・。