普通の一日

今週は訳あって、すでに三日間連続で働いたので今日は休み。そして大変疲れている。そんな私を労わるでもなく、今日も夫は無駄に早く出勤すると言って聞かないので、疲労困憊の体にムチ打って6時半起床。なんの嫌がらせか。

 

夫の出勤後、本当はベッドに戻り、翌朝まで眠りたいのだが「本の返却日過ぎてるからさっさと返せ」とのメールが図書館から届いたので、行かなくてはならない。朝ごはんにみかんを食べたら喉に詰まって死にかけ、図書館に向かって歩いていたら自転車に轢かれそうになって死にかけながら、なんとか図書館に到着。人間、やはり無理してはいけない。

 

図書館では、綺麗にアイロンがかけられたシャツを着て、姿勢良く座り、何やらノートに熱心に書き込んでいるおじいさんが、帰り支度をするのを観察。虫眼鏡と虫眼鏡拭きをジップロックにしまい、筆記用具を筆箱にしまい、老眼鏡を眼鏡ケースにしまい、紙切れをノートに挟み、そのノートを輪ゴムで留めるという几帳面ぶりに唖然とする。

 

その状況を見て、イヤフォンが色んなものに絡みついているような雑多な状態の私のエコバッグの中をおじいさんに見せたら、心臓発作を起こして死ぬかもしれない、などと縁起でもないことを考える。

 

お昼ごはんは図書館の帰りに夫には内緒でマクドナルドで食べようと企んでいたが、図書館で読んでいたエッセイに繰り返しうどんが出てくるので、すっかりうどんの気分に。栄養面から考えると、マクドナルドを食べるのも、うどんを食べるのもさして変わらない気はするが、マクドナルドを食べるほうが罪悪感が増すのは何故だろう。考えてもどうせ分からないから昼寝。やっぱり睡眠は何よりもいい。