日曜日の過ごし方 失敗編

夫が出かけたので真昼間から飲酒。先日友人に持っていったお酒がことのほか美味しく、その味が忘れられず、夫がいないこの日を心待ちにしていたのだ。夫の前で飲んでもいいのだが、一人でコソコソやっている方が後ろめたくて楽しさが増す気がするのは反抗期がなかった反動なのだろうか。

 

酒を飲むと思いつきで行動する傾向にあるのだが、この日は急にブラウニーを作ることを思い立つ。分量と行程を守ることが美味しいデザート作りの要だというのに、酔っぱらっているのでところどころ分量が合っているのか分からなくなったり、どの工程までやったのか記憶が飛んだりする。

 

酔っぱらうのも佳境に入ってきたころ、座っていることが困難になる。暖かくした床に寝そべって絶賛マイブームであるインスタグラムのフェイスフィルターで一通り遊び、大量の写真や動画を仕事中の夫に送りつけたところ、「お前も変わってしまったな」とだけ返事が来る。意味がよく分からない。

 

そのまま読書に励もうと本を開いたと思うのだが、激しい頭痛に襲われて目覚める。部屋は真っ暗。ブラウニーを焼いた残骸。1ページもめくられていない本。畳まれていない洗濯物。終わる日曜。明日は仕事。絶望に立たされるモモコ。

 

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ももは好きだ。どれくらい好きかっていうとこのブログでの自分の名前をモモコにするくらい好きだ。