病んでるわけでも自分探ししてるわけでもない。

年度末が近づいているので職場が忙しいっぽい。こんな曖昧な言い方をしなければならないのも、毎日残業したりメールの対応に追われている人もいれば、一時間置きに催促のメールや電話が来て大変そうだと思いきやそれを全て華麗に無視し火に油注ぐようなことをしている人もいるから。その人とはもちろんW氏なのであるが、何を言われても動じないおのれの働くスタイルを決して曲げない彼の姿には目を見張るものがある。特に相手がどんなにキレてても一切謝罪しないところとか。

 

私はもちろん上手く仕事をかわしているのでほどよく忙しいくらいで、キレられることもないのだが、周りが忙しそうにしているのに引っ張られて気分だけなんだか忙しくて心に余裕がない。そういう時どうやっておのれの昂りを鎮めるのかというと、自分を見つめ直すのである。

 

自分を見直すにはどうするのかというと、エニアグラム性格診断を受けるのである。最近の性格診断の利用具合にあたっては、病んでるんじゃないかとか自分探ししてるんじゃないかとか心配される向きもあるかもしれないが、そういうわけではない。仕事をしていると見失いがちなおのれを性格診断を通して取り戻し、そして今まで知らなかった自分に出会えるいい機会なのである。

 

診断によると、 ☆9を出してタイプ5ということが判明。タイプ5というのは「知りたがりの理解しなくちゃ気が済まない。自立心が旺盛で革新的で独創的。変人で虚無的で孤立しがち。そしてとても知的」らしい。前回に引き続き「変人」というところが個人的には引っかかるものの、自立心旺盛という性質については自他ともに認める寄生虫気質である私がいつ自立心に目覚めるのか、気になるところである。今のところ自立する気はさらさらない。

 

ところで、私とは対照的に忙しそうな夫や職場のMさんなどにも半ば強制的に診断させたところ、皆揃って一番多い☆の数が5であったことに驚く。☆9とかが出たのは、私の性格が極端ということなのか、みんなが真面目に診断を受けなかったからなのか。たぶん後者だと思うのだがどうだろう。

 

そもそも仕事中に自分を見直して新しい自分と出会っている場合ではないというか、仕事しないのは勝手だが、人が仕事するのは邪魔すんなって話ですね。

  

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時々気の迷いで沸き上がる何かを育てたい欲は、豆苗で満たすのがベスト。最後食べられるところが最高。