バンコク旅行2020 前日譚②
結局職場の台湾人を裏切り、ベトナム人を利用した結果行くことにしたのは三か月前に行ったバンコク。バンコクは悪くない。暖かいし、タイ料理は美味しいし、微笑みの国だし、バンコクは好きだ。
前回訪れた時にいろんなところに行ったので、今回もう遊びに行くところがないがどうする気かと夫に問うと、行きたいところがあるという。それはピンクガネーシャ。前回はワット・パークナムだった。とても行きにくかった。ということは今回ももちろん行きにくいところにあるわけだ、巨大ピンクガネーシャ。
職場のタイ人に話すと、バンコク行きをものすごく喜んでくれ、オススメのタイ料理屋を紹介してくれたが、ピンクガネーシャには首をひねった。微笑みの国出身なので否定をするわけではないのだが、「そこはものすごく遠いです・・・ていうかバンコクではありません・・・」といい、「象が好きならここの方がまだおすすめです」と翌日提案してくれた。
提案は大変うれしいのだが、ピンクガネーシャを見たいと言ったのは夫であり私ではないと否定する暇も、別に象が見たいわけでも好きなわけでもない、と訂正する暇もなく、タイ人スタッフの中で私は「象好きな女」と認定された模様。きちんと訂正しておくべきだっただろうか。
そんなわけでどんな旅行になるのか全く見当のつかぬまま、バンコクに出かけたのであります。