トイレ掃除するする詐欺

これまで、夫の方がおそらく先に死ぬということに対してずるいと思ってきた。私を一人にして平気なのかこの薄情者、それならば死ぬ前に私を殺してくれ、とも。

 

だが、この度もう先に死んでくれてもいいよと心変わりした。いくら夫が家事はなんでもそつなくこなせるとはいえ、一人になれば風呂掃除やトイレ掃除というその他の掃除はおろか、シーツなんて文字通り死ぬまで変えないだろうということが見えてしまったから。

 

今でさえ「今日トイレ掃除するわ!!」と宣言をして、実際にトイレ掃除をしてくれた試しなど一度もない。トイレ掃除するする詐欺をここ一ヶ月ほど繰り返しているような人間だ。私が先に死んだら夫は必ずや「汚じいさん」になることでしょう。

 

そんな私の未来のことを少しでも気にかけてくれるのならば、夫ができる唯一のことは「私にたんまりと金を遺してくれる」こと。ただそれだけ。この際、トイレ掃除はもういい。というか、宣言したところで嘘になるので宣言しなくていい。

 

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ビリヤニとシュワルマ。おいしかった~