健康診断

職を転々としたり無職だったりしたので何年かぶりの健康診断。久しぶりすぎていろいろと勝手が分からず、とにかく挙動不審になる。

 

まず、到着してすぐに検尿カップを渡されたのだが、どれほどの量を入れればよいのかを聞くのを忘れ、とりあえず7分目ほど満たしてカップ置き場に持っていく。他の人のカップの中身を見てはいけないと思いつつカップの中を覗くと、みんな5ミリ程度、多くても1センチ程しか満たしておらず、慌てて7分満たした尿のほとんどを捨てにトイレに戻る。

 

よくよく考えれば少量でいいことは分かりそうなものだが、突然そのような状況に置かれると頭がよく働かずにとんでもないことをしでかして恥ずかしい思いをする人間もいるので、カップを渡す時、トイレのドアに張り紙をするなどして教えてくれると大変助かる。今回は私の前にカップを置いてくれた人のおかげで恥ずかしい思いをしなかったが、私が一番乗りだった場合のことを考えると恥ずかしさに震えがとまらない。

 

あとは身長と体重を測ったり(背は伸びていた)、注射器を見ないようにして採血されたり、横たわって手首を巨大洗濯バサミみたいなもので挟まれたり、何かを足に巻かれたり、胸部に吸盤をとりつけられたりして健康診断はなんとか無事に終わった。

 

私の前に心電図をしていた人は、「はーい、力抜いてくださいねー」「まだ力入ってますよー」「全然力抜けてませんよー」と百回くらい言われていた。私以外にも挙動不審な人がいて、カーテン越しにシンパシーを感じていた。

 

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イケアのコレ(名前は忘れた)が食べたいな~