勝ったのは私。

コロナウイルスで気軽に海外に行くことができなくなって半年ほどが経とうとしている。そんな事態になる前にすべり込みでバンコクに行ったのだが、実はベトナムのダナンに行こうとしていたことを覚えているだろうか。私はそれはもう克明に覚えている。

 

あの時「返金はしないけど(ケチ)、日程変更はしてあげる、ただし2020年以内」と言われ安心したのだが、半年経った今、2020年中に行ける気配が1ミクロンもない。どうしたものか。宿泊代8万円を諦めるのか。いやいやいや8万円ってアンタ私の一ヶ月の給料の半分以上にあたるんやで、諦められるわけがないでしょうが。諦める前にまだ出来ることがあるでしょうが。今こそおのれの「しつこさ」を発揮させる時である。

 

というわけで今度はホテルではなく予約サイトとの交渉に乗り出すことにした。したのはいいが、交渉の道のりが短く平坦なわけがない。何度も電話し、毎回事情を一から話し、気が遠くなるほど保留され、何日も待たされ、そのたびにイライラして夫に「あなたが返金不可のホテルにするって言ったんでしょ、馬鹿もん」と八つ当たりした。

 

そうして得たのは日程変更可能期間の延長。ホテルは返金には死んでも応じないという頑なな姿勢を崩さない。私側が死んでも返金させるという頑なな姿勢を貫こうとすれば、永遠に平行線をたどるであることは容易に想像できるため、早い段階で「せめて2021年末まで日程変更可能にしてくれ」と方向転換。その作戦が功を奏し、そして私は勝ったのだ。(←何に?)

 

だからほんと早くコロナ収束して。さすがに2022年末まで延長はさすがにちょっと無理だと思う。頼むで~。

 

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数年前に行ったハノイ。