エセ夏季休暇

神様(上司のYさん)と出しゃばりさんが二人して夏季休暇をとっていたその日、私は朝イチで死んでいた。出しゃばりさんから引き継いだ仕事や、普段なら見てみぬフリする新規の案件がお盆休みなのに舞い込んできて、やっぱり神様が祈っても叶わないことはあるのだな、と落胆しかけた。

 

が、神様は私を見捨ててはいなかった。ここで言う神様というのは文字通りの神様ではなく上司のYさんであり、Yさんは「夏季休暇の最終日、出勤することにします」と連絡をくれたのだ。私のことを心配して…という訳ではもちろんなく、翌週に用事で休みを取りたいから明日は出勤します、ということらしい。

 

それでもいい。チーム一人取り残され、他のチームの人に「〇〇についてどうしたらいいですか?」と質問されて「…どうしたらいいと思いますか?」と質問返しするという事態が勃発していたので、どんな理由でもYさんが出勤してくれるに越したことはない。

 

なので、難しい仕事は明日することにして、私もエセ夏季休暇を満喫しました。明日は頑張ります。

 

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