一生懸命物欲がないことを語る

今はパート主婦なのだが、その前はしばらく無職だったので、服を買う習慣が無くなってしまった。なぜならどこにも出かけないから。出かけないということは、部屋着以外の人様に見られても大丈夫な服を着る機会がない。着る機会がないなら買う必要がない。それに、昔働いてたときにストレス発散で買った服がどっさりあるからそれを着まわせばじゅうぶん事足りるのだ。

 

それから単純にお金を衣服代に使うゆとりがない。ミニマリストになりたいけどなれない、と悩んでいる方、荒治療ではありますが仕事辞めればいいと思います、自然と買えなくなりますから、何も。

 

今では服を買いに行くという行為自体が億劫になってしまった。買い物に行くということは一体どういうプロセスなのか。まず人混みに行く。次に、たくさんある服の中から必要か、似合うか、実用的か、家計に優しい値段か、という質問全てにイエスであるものを探し出さなくてはならない。考えるだけで嫌にならなくて?私は嫌になった。そういうことを考えることが面倒でたまらなくなってしまった。じゃあ他に何を考えているかというと、何も考えていない。脳を休ませていると言ってもいい。

 

という話を夫にしていたのはどこかというと、夫の服を買うのに付き合って人混みの中。そしてこんなに物欲なんてないないなくなった買い物なんてめんどくさいと言ってた張本人が何ヶ月かぶりに部屋着・肌着・下着以外の衣類を買いました。ちなみに夫は何も買いませんでした。

 

人の思考というのは、いとも簡単に少しもおかしいと思わず180度変わることが証明されました。たぶん何かのホルモンか脳内物質のせいでしょう。

 

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